包丁の正しい洗い方

包丁は、直接食材に触れる道具です。肉や魚を切った後、洗わずに他の食材に使うと食中毒などの原因になりかねません。まな板と同じように「肉、魚、野菜用」と使い分けることができれば安心ですが、家庭で包丁を何本も用意するのは難しいもの。「正しく洗い、こまめに消毒する」ことを意識しましょう。安全に使える洗い方をお伝えします。

TOPICS

  • ポイントは包丁とスポンジの持ち方です
  • 柄も忘れずにしっかり洗って
  • 水分はしっかり拭き取りましょう

ポイントは包丁とスポンジの持ち方です

包丁を洗う際のポイントは、持ち方です。汚れをしっかり取り除くことはもちろん、怪我がないようにしなければなりません。

まず、スポンジに洗剤をつけて泡立て、利き手で持ちます。反対の手で包丁の柄をしっかり持ちますスポンジを二つ折りにして、包丁の背中側から挟んで、刃の両面をしっかり洗いましょう。この状態なら、うっかり指やスポンジを切ってしまうリスクを減らせます。

柄も忘れずにしっかり洗って

刃を洗って終わりではありません。見落としがちなのが柄。食材や他の調理道具に触れた手で握るために意外と汚れています。まず、洗剤をつけて泡立てたスポンジを利き手で持ち、反対の手で刃の背中側を持ちます。柄をしっかり洗ったら、刃と柄のつなぎ目も逃さず洗うようにしましょう。

水分はしっかり拭き取りましょう

洗った後に水分が残っていると雑菌が繁殖する原因になります。清潔なふきんやペーパータオルなどで全体の水けを拭き取るようにしてください。

この際も洗うときと同じように、利き手にふきんやペーパータオルを持ち、反対の手で包丁を持つようにすれば安全です。


  • 撮影・文/おいしい健康 管理栄養士チーム

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