まな板を清潔に保つ洗い方、保管方法

熱を加えずに食べる食材用のまな板熱を加えずに食べる食材用のまな板

食材を直接置いて調理したまな板は、きちんと洗わなければ雑菌の繁殖の元になります。使用前・後の洗い方と、その後の保管方法を紹介します。自分は大丈夫という方も、ぜひ改めておさらいしてください。

TOPICS

  • 使う前に「水洗い」をしましょう
  • 使用後は「ぬるま湯」で汚れをしっかり落として
  • 保管は、風通しの良い場所で

使う前に「水洗い」をしましょう

使用前のポイントは、水でさっと洗うこと。さらに、清潔なふきんやペーパータオルで拭いてから使いましょう。水で濡らすことによってまな板の表面に膜ができ、食材の匂いや水分が浸透しにくくなります。

特に木製のまな板の場合は、片面だけを濡らすと反りの原因になるため、必ず、両面を濡らすようにしてください。

使用後は「ぬるま湯」で汚れをしっかり落として

使用後にまな板を洗う際は、まず最初にぬるま湯(40℃位)で汚れを落とすことが大切です。最初から熱いお湯で洗うと、肉や魚のたんぱく質が固まってしまい、汚れが落ちにくくなって雑菌の繁殖のもとになるので熱湯は避けましょう。

ぬるま湯で汚れを落としたら、洗剤をつけたスポンジでしっかり洗ってください。使っているうちに包丁でついた傷には、汚れが付着しているので、取り除くようにしましょう。

最後に、ぬるま湯か水で洗剤を洗い流すことも忘れずに。

保管は、風通しの良い場所で

まな板はどのような素材のものでも、必ずしっかりと乾燥させることが清潔に保つポイントです。樹脂製の場合は、すすいだ後に清潔なふきんで水分をしっかり拭き取ってから、風通しの良い場所で乾燥させましょう。乾燥させれば雑菌やカビの繁殖を防ぐことができます。

木製でも樹脂製でも、直射日光は反りの原因になります。長時間当てないように気をつけてください。また、食器洗い乾燥機は高熱で乾燥させるため、反りや割れが発生しやすくなります。対応しているまな板か確認してから使用しましょう。

しっかり乾かした後に、風通しが良く、乾燥している場所で保管しましょう。


  • 撮影・文/おいしい健康 管理栄養士チーム

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